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正看護師と准看護師の違いは何?准看護師のメリット・デメリットを解説

看護師と患者さん 看護師転職コラム

看護師は大きく分けると「正看護師」と「准看護師」の二つがあります。
最初にこの二つの看護師の違いについて説明していこうと思います。

准看護師と正看護師の違いは?

1.仕事内容の違いは?

正看護師の指示を聞いて准看護士が仕事をします。
准看護師が正看護師に指示が出せなく、正看護師のサポートに回ります。

2.免許の違いは?

准看護師と正看護師では免許の発行者が違います。
准看護師免許は「都道府県知事」が発行する免許で、
正看護師免許は「厚生労働大臣」が発行する国家資格です。

3.免許取得にかかる時間と費用は?

准看護師は准看護師養成学校に2年間通います。
准看護師養成所は中学を卒業していれば入ることができます。
養成所の平均的な学費は年間約55万円で、2年通うので約110万の学費がかかります。

正看護師は看護専門学校か看護短期大学に3年間通います。
看護専門学校や看護短期大学は高校を卒業していないと入れないです。
学費は看護学校の平均的な学費が約84万円で、3年通うので約252万円かかります。
こちらは、高校も卒業していないといけないので、高校の学費も必要です。

4.給料の違いは?

日本看護協会の調査では、准看護師と正看護師では月6万~8万円の差があります。
年間で見てみると72万~96万円もの差がでてきます。
このように准看護師は正看護師に比べて給料が少ないです。

 

准看護師を目指すには?

准看護師になるには、准看護師養成学校を卒業が必要です。
養成所には2つの種類に分かれています。
「都道府県知事指定の准看護養成所」と「文部科学大臣指定の衛生看護科の高等学校」の2つに分けられます。

准看護養成所は2年制で、中学を卒業していれば受験資格があります。
看護衛生科の高等学校は3年制で通う年数が長いですが高校卒業認定が貰えます。

そして、どちらかの教育課程を終わらせ、准看護師資格試験を受けます。
准看護師資格試験に合格したら、都道府県知事から「准看護師免許」が発行されます。
そうすれば、准看護師として働くことができます。

 

 

准看護師のメリット

 

短期間での免許取得が可能

・・・2年という短い期間で免許が取得することができます。
そして、准看護師は看護師に比べて学校の学費が安い!

働きながら学校に通える

・・・准看護師育成所では「全日制」と「半日制」があり、自分のライフスタイルに合わせて選ぶことができます!
「全日制」は大体朝から夕方までの週3日で、「半日制」では大体午後や夜間で週5日になります。
空いてる日や時間に医療機関などのアルバイトに充てることができる!

准看護師試験の合格率が高い

・・・准看護師試験は各都道府県6ブロックで開催されており、問題の難易度は都道府県によってかわるものの、合格率は全国平均97~98%と高いです!
また、試験日が各都道府県ごとに違うため同じ年に複数の受験をすることができます。

正看護師へのキャリアアップ

・・・今の収入じゃ足りないと感じたり、専門資格を増やしたい場合准看護師から看護師へのキャリアアップすることができます!!
准看護師として7年以上働いている場合、通信制の看護師養成所に通うことができ、
空いた時間に勉強することが出来るので働きながらでもできる!
病院によっては免許取得のサポートをしてくれる所もあるそうですよ。

 

准看護師のデメリット

准看護師と正看護師では収入がちがう

・・・准看護士の収入は正看護師よりも低いです。
年収で見ると大体、准看護士が約400万で正看護師が約470万なので70万ほど少ない。

就職先が看護師より選択肢が少ない

・・・准看護士は看護師に比べて、就職先の選択肢が少ない・・・
大病院や大学病院では正看護師の採用率が高く准看護師の採用が少ないです。
准看護師は町のクリニックや中小の病院と限定されてしまいます。

自分の判断で業務ができない

・・・准看護師は自分の判断で医療行為ができなくて、看護師や医師からの指示がないと医療行為ができません。
准看護師でいくらベテランになっても新人看護師への指示や教育もできず、管理職に就けないです。

まとめ

准看護師は資格を早く取れるので、看護の仕事に早く就きたい方や資格を持って働きたい方におススメ!
看護師へのキャリアアップも狙えるので准看護師から看護師を目指すのもいいかもしれません。